栗田剛志
中小企業診断士
| 年月日 | 地域 | 農林水産物 | 専門分野 | 概要・成果 |
|---|---|---|---|---|
| 2023/11- |
福岡県 | 柿 | 新商品企画 | 地域資源である柿を活用した「柿まんじゅう」の商品化に長年取り組まれていたが、商品開発や販売計画のノウハウ不足から、これまで何度も商品化に挑戦しては断念する状況が続いていた。 そこで、商品化が進まなかった要因を整理し、課題の抽出から商品設計、製造体制の構築、販売計画、プロモーションまで、商品化プロセス全体を伴走支援した。単なる商品開発支援ではなく、継続的に販売できる仕組みづくりを目的として、実行可能な計画策定と実践支援を行った。その結果、これまで活用されていなかった柿の有効活用が実現し、食品ロス削減に大きく貢献するとともに、新たな地域特産品としての商品化に成功。販売開始からわずか5か月で年間販売計画の約3倍の売上を達成するなど、好調な販売実績につながった。また、担当者からは「商品開発から販売までの進め方が理解でき、今後は自ら新たな地域ブランド商品の開発にも挑戦できる自信がついた」との声をいただき、事業者の人材育成や商品開発力向上にも寄与した。 |
| 2021年5月- |
山口県 | りんご | 商品開発・販路構築 | 観光農園が営むりんごを活用したアップルパイの商品化および販路拡大について支援を行った。 関東圏への販路拡大と加工場増設の相談に対し、競合分析、市場性、流通上の課題、品質管理などの現状分析を実施。事業の強みや将来性を整理するとともに、「販路を拡大すること」そのものではなく、「何のために事業を行うのか」という本来の目的を事業者とともに検討した。 また、加工場整備に伴う設備投資、人材確保、経営負担などについても整理し、事業として持続可能な方向性について助言を行った。 その結果、事業者は「洋菓子店として拡大するのではなく、りんごの産地として農園を守り続けることが使命である」と再認識し、加工場増設は行わず、アップルパイを来園者へりんごの魅力を伝える商品として位置づける経営判断を行った。 さらに、価格設定の見直し、品質改善、衛生管理体制の強化による賞味期限延長に取り組み、販路の拡大にもつながった。 この支援により、観光農園への集客強化、りんご栽培面積の拡大、農業大学校卒業生の継続採用など、持続可能な農園経営の基盤づくりに貢献した。事業を拡大する判断だけでなく、事業者の理念や強みを活かした「やらない選択」を支援した事例と考える。 |
| 2019年5月- |
福岡県 | 米 | 商品開発・販路構築 | 域産品である米を活用した新商品の開発支援を行った。商品開発だけでなく、販売先の確保まで見据え、ターゲット設定、販売戦略の整理、販路開拓支援を実施した。 販路構築においては、飲食店への営業支援を行うとともに、百貨店での販売を見据えた卸事業者とのマッチングを実施。また、商品の認知拡大と販売機会創出を目的として、娯楽施設や商業施設での催事販売先の開拓支援を行った。 その結果、2022年3月末までに飲食店取引先を12店舗まで拡大するとともに、催事販売先を5か所開拓。販売チャネルの多様化により販路基盤の強化につながった。 さらに、商品開発から販路構築までを一体的に支援したことで、売上は初年度比108万円増加を達成。地域資源を活用した商品の収益化と継続的な販売体制の構築に貢献し、2026年現在も継続して販売をし、売上は拡大中である。 |
| 年月日 | 所属 | 業種 | 部署 |
|---|---|---|---|
| 2018年4月- |
九州産業大学 | 6次産業化概論 | 非常勤講師 |
| 2025年4月- |
九州女子大 | 商品プランナー 実務 | 非常勤講師 |
| 取得時期 | 保有資格名称 |
|---|---|
| 2011/11 | セールスレップマイスター 1級 |
| 2013/3 | 販路コーディネーター 1級 |
| 2016/11 | 食の6次産業化プロデューサー レベル4 |
| 2022/04/01 | 福岡県農山漁村発イノベーションサポートセンター 地域プランナー |
| 2022/04/01 | 福岡県農山漁村発イノベーションサポートセンター 企画推進員 |
| 2022/04/01 | 山口県農山漁村発イノベーションサポートセンター 地域プランナー |
| 2022/04/25 | 大分県農山漁村発イノベーションサポートセンター 地域プランナー |
農林水産省 政策評価第三者委員会委員 (現職)
福岡市農林業振興審議会委員 (現職)
福岡市水産業振興審議会 (現職)